VR.RAIDEN:操作マニュアル:レッスン2:武器・戦法編

 VRライデンは機動性は低い分、重装甲で、イッパツの破壊力を重視した機体。そのことを充分、念頭において対戦にいどもう。以下に、CPU戦や対戦に有効な汎用戦闘方法をまとめてみた(あまり有効でない攻撃方法は割愛)。

●ノーマルバズーカ
 単発でリズムをとって右トリガーを引くこと。止まりながら撃っても良いが、少しずつ移動しながら撃つほうが効果的。主に、遠距離での牽制に使用する。弾速は遅いものの、誘導性能、攻撃力ともにあなどれない。横ダッシュ攻撃を繰り返すだけの野郎にはこれだけで勝てると思ってもOK。もちろん、ロックオンするのを忘れるな。
●しゃがみバズーカ
 レバーを内側に倒して右トリガーで撃つ。中間距離で有効。発射後のスキは大きいが、出が早く、弾速も速く、誘導性も高い。ただし、射程距離が短いので注意。敵機との距離は100〜255ぐらいが妥当である。距離表示には常に気を使うように。
 対空にもなるので、信用度は高い。単発のノーマルバズーカからの連携でしゃがみバズーカを撃つのも有効な連続技だ。横移動(スライド)しながら撃つことも可能。バイパーU、フェイ・イェン、バル・バス・バウなど、よくジャンプする敵にとても有効である。また、ラウンドの開幕時にイキナリ使っても有効(ただし、敵がアファームド、ベルグドルのときは、開幕にトンファー、ナパームなどが来る可能性を考慮して、やらないほうがベター)。相手がライデンの場合、こちらがしゃがみバズーカを開幕時に使うと、いきなりレーザーにやられる危険性がある。しかし、しゃがみ攻撃中にはどんな攻撃を受けても「転ばない」という特性があるので、その場合は即座にレーザーを撃ち返そう。結果として、合計ダメージではこちらが有利になるという、捨身の戦法だ。
 また、タイミングにもよるがしゃがみ攻撃でレーザーの下をくぐることもある。
●前ダッシュバズーカ
 前方(前方の要素が含まれていれば斜め前でも可)にダッシュしながら右トリガー。攻撃力の高い弾を3発射する。横ダッシュ時に比べて弾数は少ないものの、威力が高く、当たりやすい(横ダッシュバズーカは基本的に使用しないと考えてもらって良い)。
 敵が横ダッシュ攻撃をした瞬間にあわせて攻撃すれば、確実に当たると思って良いのでガンガン狙っていこう。念のため、敵の撃った弾などを回避しながら撃つために、レバーをナナメ前にいれていれば効果的。前ダッシュで敵につっこめば君はチキンではない(とは限らないが……)。ヒットさせれば、アファームド、ベルグドル、ライデン、フェイ・イェン、バイパーUは転びやすい。
 ラウンド開幕時や、倒れた敵の起き上がりに重ねるなど、牽制にも割と使える。試合の流れを掴もう。
●しゃがみグランドボム
 レバーを内側に閉じると同時に左トリガー。
 ライデンは低い姿勢から、グランドボムを放り投げるように射出する。建物を越えることも出来るが、スピードが遅いためあまり使えない部類に入るかも。通常のグランドボムと同様、相手を動かすための牽制が主な使用目的。
 重要なのは接近戦時の使用。こちらの近接攻撃をジャンプで回避した相手に当てることが出来る。無理して狙わなくてもいい程度の技だが。使いよう。
●後ろダッシュグランドボム
 後方にダッシュしながら左トリガー。
 通常のグランドボムに比べてボムのスピードが速く、またエアホッケーのパックのように反射しながら進む。トラップとして使ったり、敵の起き上がりに重ねるなどして惑わせるなどの使い方がメイン。とはいっても、バクチ的な要素が高いのは否めない……。知っておくと便利、という程度。
●ノーマルレーザー
 ライデンといえばこれ。
 両トリガーを引くと発射される2本のレーザー。これがヒットすれば、その勝負は勝ったも同然というくらい強力な武器。
 追尾性が一切ないので当たりにくいという印象があるかもしれないが、それは誤解。慣れれば面白いようによく当たる。関係ないが、特によくレーザーがヒットする日を「レーザーの日」と筆者(KOT)は呼んでいる。
 基本はダッシュ攻撃中の敵の進路に置いておく、という使い方。
 それ以外にも、隠れている敵をバズーカやグランドボムでおびき出して当てる。ジャンプ攻撃した敵の着地に当てる。敵を追い詰めたときにわざとズラして撃ち、心理的に当たるように仕向ける。など、敵のレベルに応じて使い方をかえよう。
 また、撃つ方向などの微調整は普通は旋回で行なうが、着地を狙うときなどは通常の横移動で調節した方がいい。距離と敵の場所によっては、「もう何をしようが避けられまい!」というタイミングがある。身体で覚えてくれ。
●前ダッシュレーザー
 前方にダッシュしながら両トリガーを引く。
 レーザー4本を2セット(計8本)、3方向に発射する。広範囲を攻撃するが、攻撃力は高くないので、期待はしないこと。あと少しのダメージを確実に敵に与えたいときや、敵への威嚇として使うことが多い。
 また、こちらのダッシュ攻撃にあわせて攻撃してくる敵の弾(特にミサイル、ホーミングビーム、ハートビーム、ハンマーなど誘導性の高いもの)の弾消しにも使える。
●横ダッシュレーザー
 横にダッシュしながら両トリガーを引く。
 敵のダッシュ攻撃にあわせて、敵のいる方向に向けて横ダッシュし、レーザーを撃つという使い方がメイン。対戦ではかなり有効。もちろん、弾消しにもなる。
 短めのレーザーを2セット発射する。確実に敵のいる方へ向いてから発射するので、使い勝手は良い。が、停止している敵の脇をすりぬけてしまうことがあるので注意。
 攻撃力はそこそこ高く使える武器だが、いざというときにチャージが足りなくて、立ちレーザーがつかえない、なんてことのないよう、使い所を間違えるな。
 中間距離では、ベルグドルに有効。ジャンプ攻撃をした敵の着地を狙うこともできる。タイミングは敵VRごとに違うのでやはり身体で覚えよう。ジャンプして浮遊機雷を撒きまくるバル・バス・バウにも超有効。
●しゃがみレーザー
 レバーを中央に倒しながら両トリガー。
 低い姿勢から4本のレーザーを発射する。横に範囲が広がるという以外、通常のレーザーと性能的には変わりないが、姿勢が低いためアファームドのトンファーなどを空振りさせることも出来る。
 また、ノーマルのレーザーが、一部の敵のしゃがみ攻撃で避けられて(下をくぐられて)しまうため、たまにはしゃがみで発射してみることをおすすめする。
 また、近接打撃からの連携で発射できる。打撃をガードされたときや、打撃をジャンプで避けた敵が反撃しようとジャンプキャンセルしたときなどに有効である。魅惑の「近接攻撃キャンセルしゃがみレーザー」! 練習しておこう。
●ショルダータックル
 近接攻撃。敵をダブルロックオンしている状態で、左トリガーを引くと、ライデンは左肩から敵に体当たりするように前進する。ガード状態から出せば命中率も高い。
 右トリガーで出る「バズーカの砲身で敵を殴る攻撃(ランチャーアタックとか表記した方がいいのかな?)」より、射程距離は短いものの、出が素早くスキも少ないので、接近戦では重宝する。ガード状態から出せば空振りすることはないが、踏み込みながら体当たりするため空振りしても反撃を受けにくいことも覚えておこう。空振りしたらジャンプキャンセルで敵を捕捉しなおせ。

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