電脳暦。有力な企業国家（ハイパーコンテンツプロバイダ）のひとつであるＤＮ社が月面で非人類起源の「遺跡」を発見してからのオーバーテクノロジーの解析の歴史と、戦闘用バーチャロイド（２次バーチャロイド）の開発の歴史。そして、「オペレーションムーンゲート」、「オラトリオ・タングラム」という茶番にいたる経緯を年表にまとめてみた。
| V.C. | EVENTS |
|---|---|
| 007e | 戦闘兵器用OS:"M.S.B.S.ver.1"の完成 |
| 0080 | 技術的障害による"XMU Project"の頓挫 |
| 0084 | DN社による月面非人類起源遺跡の発見 |
| "V.Crystal"の発見と、それに伴う"Virtual on現象"の発生 | |
| 0086 | "Moon Gate"の復旧を目的とする秘密研究施設"0 PLANT"設立 |
| 0087 | 第４次Moon Gate発掘調査、AREA:DD-38より巨大人型構造体（"Original Virtuaroid"）を発見 |
| 0088 | "Original Virtuaroid"の復元を目的とした"V.Project"発動 |
| 008f | "Virtuaroid"第１回起動実験事故 |
| 0090 | プラジナー博士、"V.Project"に参加 |
| 0091 | ディフューズ・アルフレード・ド・アンベル４世（Difuse Alfred de Amber 4th）、DN社R&Dグループ相談役として参画 |
| "Virtuaroid"第３回起動実験失敗 | |
| 0092 | "V.Converter"による"Reverse Convert 現象"の発見 |
| アンベル4th、最高幹部会の一員へ | |
| 0094 | XMUのデータを用いた"Reverse Convert"実験の成功 |
| 0095 | "M.S.B.S.ver.3series"の開発を根幹とした"B.E.S.V. "の制作とVIDEO GAME "virtual-on"の開発開始 |
| "V.Project"の"戦闘用VR"発売計画としての側面が色濃くなる | |
| 0096 | XMU-04-CおよびXMU-05-Bを試験的に実戦投入、予想を上回る成果を得る |
| MBV-04"TEMJIN"、HBV-05"RAIDEN"制式採用 | |
| 最高幹部会、"Virtuaroid開発業務"から"0 Plant"を除外 | |
| ９大プラント設営が決定する | |
| TRV-06"VIPER"制式採用 | |
| 0097 | アンベル4th、プラント管理会社設立 |
| 最高幹部会の方針に疑問を抱く"0 Plant"スタッフの追放 | |
| 機動演習中の"VIPER自壊事故"の発生 | |
| SAV-07"BELGDOR"制式採用 | |
| "DNA"による最高幹部会への上申 | |
| プラジナー博士失踪および、VR-014"Fei-Yen"消失 | |
| "0 Plant"の徹底糾弾はやがて強制解散、登録抹消へ | |
| 0099 | XBV-09、XAV-10デビュー |
| 第A7攻撃大隊によるVR-014"Fei-Yen"捕獲作戦 ~ "CyberNet Rhapsody Episode#14" | |
| 009a | 先天的に"Virtual-on Positive"値を高めた人造人間"MACHINE CHILD"の実戦投入開始 |
| "Fei-Yen"捕獲作戦に、特戦隊（"RAIDEN大隊"）を投入 ~ "COUNTERPOINT 009A EPISODE#16" | |
| 009b | TRV-06はTRV-06kへとシフトし、機体名を"VIPER2"と改称 |
| アンベル4th、"V.Project"の最高責任者となる | |
| 009c | MBV-09"APHARMD"制式採用 |
| HBV-10"DORKAS"制式採用 | |
| 009d | TRV-06k"VIPER2"制式採用 |
| 009e | SRV-14"Fei-Yen(REPLICA)"制式採用 |
| 009f | アンベル4th、辞表を提出しDN社より去る |
| ９大プラントの一斉売却 | |
| "DNA"、第４プラントにてXBV-13-t11"BAL-BAS-BOW"、VR-011"JAGARANDI"と遭遇 | |
| 00a0 | "Operation Moon Gate" 発動 ~ "CYBER TROOPERS 'VIRTUAL-ON'" |
| 00a4 | 第９プラント"TANGRAM" 消失 ~ "CYBER TROOPERS 'VIRTUAL-ON' ORATORIO TANGRAM" |
REFERENCES : CYBER TROOPERS VIRTUAL-ON REFERENCE "SCHEMATIC" (SOFTBANK)
V.C.0099。DN社は、行方不明となったプラジナー博士の残したVR-014フェイ−イェンを求めて、SAV-07ベルグドル配備の第A7攻撃大隊による「VR-014捕獲機動作戦」を展開させる。第A7攻撃大隊は、正体不明の２名の民間人（未確認）が強奪した試作機体XBV-09（後のアファームド）およびXAV-10（後のドルカス）によって作戦行動の妨害を受けるが、これを退けフェイ−イェンを捕獲寸前まで追い詰める。しかし、バーチャロイド化したフェイ−イェン（驚くべきことに、VR-014はその姿を人間型とバーチャロイド型に変換可能だった）によってベルグドル隊は行動不能に陥り、「彼女」を取り逃がしてしまう。
V.C.009a。かねてよりの「VR-014捕獲機動作戦」にOverloadアンベル４が参加、HBV-05ライデン配備の特殊重戦闘ＶＲ大隊が投入される。この作戦は、自己進化を遂げるVR-014フェイ−イェンの実態を把握する一方で、ようやく実用可能となったマシンチャイルド（先天的にバーチャロンポジティブを高めた人造人間）および、M.S.B.S. ver.3シリーズ（M.S.B.S. ver.3.01）を実戦投入（この時点での標準OSはver.2.56）する非公開実験でもあった。
そんな折り、マシンチャイルドの少年兵士（CODENAME"BLACK-ONIX"）が作戦中のトラブルによってC.I.S.へ転送されてしまう。C.I.S.に放出されてしまったマシンチャイルドは、図らずもVR-014フェイ−イェンによって救出される。そこへ、M.S.B.S. ver.3.01によってC.I.S.へリバースコンバートした特戦隊が出現し捕獲作戦を遂行するが、ハイパー化したフェイ−イェンのエモーショナルアタックによって戦闘不能におちいり実空間に強制転送されてしまう。
だが、フェイ−イェン自身もC.I.S.へと封印されてしまい、以後、V.C.009fまでの約５年の間、実空間に出現することが不可能になってしまう。
V.C.00a0。特殊重戦闘ＶＲ大隊第２中隊の月面での機動訓練中に月面遺跡が暴走。最新のM.S.B.S.（最新のバージョンは2.66）がインストールされていなかったHBV-05ライデン（M.S.B.S.ver.2.58を搭載していた）が遺跡自動防衛機構のシステム介入を受け、そのうち２機が無人のまま逃走。４機のHBV-05による追跡を開始するが、追跡行動中に「Operation Moon Gate」が発動。O.M.G.本隊の遺跡内部突入を援護するために、遺跡発掘用シャフトのメインリアクターを死守する任務を受ける。
特戦隊第２中隊は、遺跡のシステム介入を受け暴走した無人のバーチャロイド（MBV-09アファームド、HBV-10ドルカス、HBV-05ライデン、計53機）との戦闘を強いられる羽目となるも、のべ５機のHBV-05（うち１機が大破）を使用しこれを完全に撃破。戦死者４名、重傷２名。
| 1st PLANT | "DANCING UNDER"* |
|---|---|
| 2nd PLANT | "TRANSVAAL"* |
| 3rd PLANT | "MOONY-VALLEY" |
| 4th PLANT | "TSC DRAMMEN" |
| 5th PLANT | "DEADLY-DUDLEY" |
| 6th PLANT | "SATCHEL MOUTH"* |
| 7th PLANT | "REFERENCE POINT" |
| 8th PLANT | "FLESH REFOE" |
| 9th PLANT | "TANGRAM" |