テーマパーク通信

このコーナーでは、オススメのテーマパークと、 おすすめのアトラクションを紹介しちゃうのです。


ナムコ・ナンジャタウン

マスコットナジャヴ(紳士猫)
所在東京都豊島区東池袋3丁目サンシャインシティ・ワールドインポートマート2F
最寄駅JR「池袋」駅
池袋サンシャインシティの中にあるナムコの屋内テーマパーク。ナンジャ政庁の猫ナジャヴのおさめる空間。来客はフェスタリアン(祭食主義者)としてこの街を訪れる。
内部は、昭和30年代の日本の街並みを基調とした「福袋七丁目商店街」、化け猫のもののけたまに支配された「もののけ番外地」、イタリア風の街並み「マカロニ広場」、ナンジャタウンの軍隊の基地「ナンダーバード」、ナンダーバード軍がゴーストを封印した「ゴースト13番街」といったエリアに別れており、エリアごとに雰囲気の違うアトラクションが楽しい。
ナンジャビザ(スタンプ帳)を購入し、パーク内のいたるところに隠されているスタンプ(全部で88ヶ所)を集めることで、名誉フェスタリアン、グランドフェスタリアンなどに任命され、次回からの入場などが割引されるということも忘れてはならない。 広さはそれほどでもないが、混雑していることが多いので、4人くらいの少人数で行くことをお薦めする。手荷物もまとめてロッカールームに預けておいたほうが得策(パーク内のロッカーはいっぱいの可能性もあるので、場合によってはサンシャインシティのロッカーに)。
おすすめアトラクション 蚊取り大作戦(福袋七丁目商店街)
いわゆる光線銃系のアトラクション。2人乗りのカート「豚平・豚子」号に乗って、街を占拠した「アマゾン蚊」を打ち落とせ! よくある「ドルアーガの塔」タイプのシューティング形式だが、自分の搭乗するカートや、蚊を打ち落とすという発想が、なさけなくて良い。また、アトラクションの説明ビデオも必見。カニハイチコロヨ〜!

東京ジョイポリス

マスコットソニック(音速針鼠)なのかな?
所在 東京都港区台場1丁目6−1 DECKS Tokyo Beach 3F〜5F
最寄駅 東京臨海新交通ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅
お台場という絶好の立地条件の屋内テーマパーク。全国にあるセガのジョイポリスの中でも代表的なジョイポリスであるといえる。お台場には、新橋から「ゆりかもめ」で行くのが普通だろうか。ゆりかもめは少々値がはるので悩みどころだ。
全体的にジョイポリスは、遊園地というよりもむしろゲームセンターに近いイメージがあるのだが、ここは割と広さがあるので、他のジョイポリスにはない絶叫系のマシンもいくつかあるのが特徴。
特徴といえば、ここにはマイケル・ジャクソンやレオナルド・ディカプリオが訪問したこともあるとかで、彼らが壁に直接残していったサインが、そのまま保存されているのも、特徴といえる。
おすすめアトラクション ザ・クリプト(彷徨)
液晶シャッター方式(多分)の3Dグラスをかけ、前後左右+下方向の計5つのスクリーンに囲まれて立体映像を楽しむ。「地下迷宮に侵入してゾンビたちをかわしながら、財宝のありかをめざす」といった感じの内容だが、別に参加形式の内容ではなく、映像のデモンストレーションのみ。でも、3D映像には感動する。その気になってちゃんと徹底すれば、数年前の技術でもここまでできるんだ、ということがわかる。

ナムコワンダーパーク港北・パックマンスタジオ

マスコットパックマン(大食漢)
所在 神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央5−1 港北東急百貨店SC内6F
最寄駅 横浜市営地下鉄「センター南」駅
横浜は港北東急百貨店SC内にある。テーマパークというよりデパートのゲームコーナーの拡大版といった感じ。名前のとおり、ナムコの代表敵キャラクター「パックマン」のプライベートスタジオといった構成。トゥーンタウン(ディズニーランド)のミートミッキーのパックマン版といったところか。パックマンだけでなく、ナムコのアーケードゲームキャラクターが前面に出ていていい感じである。
おすすめアトラクション ガンバレット・ライブ
光線銃を使用したアトラクション。パーク内の5ヶ所に設けられた各ステージを体験する。アーケードのガンシューティングゲーム「ガンバレット」のノリを忠実に再現しているところが心憎い。

使命を全うしたテーマパークたち

新宿ジョイポリス

マスコットソニック(音速針鼠)のような気がする
所在 東京都渋谷区千駄ヶ谷5−24−2 タカシマヤタイムズスクエア10F・11F
最寄駅 JR「新宿」駅
新宿の高島屋タイムズスクエア内にあるセガの屋内テーマパーク(新宿といっても、正確には千駄ヶ谷なのだが)。広さは2フロア分で、それほど広くはないが、アトラクションなどは割と充実している。
入場料も安いので、入場券だけで入ってゲームセンター感覚で楽しむことも可能。JR新宿駅から近いし、通常のゲームセンターと同じく0:00まで営業しているのも強み。
おすすめアトラクション マーダーロッジ
「とある山荘の食卓を囲んだ客たちに襲いかかる恐怖」といった感じ。8人掛けのテーブルに座り、ヘッドホンをつけてあとはじっと座っているだけで、バーチャルな恐怖空間にいざなわれる。ヘッドホンによる3D音響や、振動・風・照明などの効果をフルに使った演出には脱帽。この演出は客観的にみても、かなり怖いと思う。

新宿ジョイポリスは2000年8月末日を以ってその使命を全うし永きの眠りにつきました。いろんなことがあったなぁ。


ワンダーエッグ3

マスコットピラルス(謎の生物)
所在東京都世田谷区玉川1−15 タイムズパーク内
最寄駅東急新玉川線「二子玉川園」駅
二子玉川園にあるナムコの屋外都市型テーマパーク。ターゲットを若いカップルなどに絞り、比較的狭い敷地内でエンターテイメントを追求した、所謂「都市型テーマパーク」というものの「はしり」である。
絶叫系のマシンなどはなく、むしろ客の参加型のアトラクションが多い。中でもメインは、占いや心理テストなどを中心としたソフトな判定ものと、3DCGを駆使したアトラクション!
おすすめアトラクション ファイターキャンプ(たまご帝国)
簡単にいえばフライトシミュレータによるドッグファイト。すごいのは、可動式の体感筐体6機による通信が可能ということ。コクピットは複座で、パイロットとガンナーが搭乗できるので最大参加人数は12人。お互いにインコムによって会話もできる。
2機ずつに別れて3つのコースをそれぞれ制圧し、最終的にドッグファイトをこなすという作戦内容。ブリーフィング、訓練、実戦とこなすので、拘束時間は長いがそれだけ本格的な内容であるといえる。以前は、独立料金でフリーパスでのプレイはできなかったが、最近はフリーパスでOKのようだ。充分にやってみる価値のあるアトラクションである。っていうかマジで凄い。

ワンダーエッグは都市型テーマパークの先駆けとして1992年の創業より、ワンダーエッグ2、ワンダーエッグ3と進化していきましたが、2000年12月31日を以ってすべての営業が終了となりました。たくさんの思い出に感謝。


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